千葉県いすみ市のベイシア内にある、ヘアーカット専門「フレンドリー」様の内装改修工事です。
ベイシアの工事による大型店休に伴い、約1週間の工期での改修工事のご依頼をいただきました。
【リフォーム】店舗内装改修工事|いすみ市のヘアーカット専門店
- 電気設備工事
- 内装仕上げ工事(クロス・フロアタイル・ロールスクリーン)
- 衛生設備工事(洗面化粧台交換)
- サイン工事(フロントカッティングシート・ガラスフィルム)
改修工事の流れ・ポイント
着工日の前日にお客様より、現状の写真が送られてきました。
店休前日の最終営業終了後にスタッフの方々が備品や交換予定の家具を移動・撤去して下さり非常に助かりました。
養生・楊重作業
意外とコストがかかってしまうのが、この様な仮設工事や養生(ようじょう)楊重(ようじゅう)作業になります。
- 養生・楊重作業:残置物や流用家具等を工事作業の妨げにならないように、都度移動し工事時に発生するホコリや落下物等から備品等を保護する作業のことで、リフォーム工事には不可欠な工程になります。
- 残置物や備品が多いと、各場所の作業前に都度移動・養生をしてからの作業になってしまうので1日で終わる作業が2日かかってしまう場合もあります。
- 工事日程が増えると、工事金額も上がってしまう可能性があります。
電気工事
コンセントの増設が電気工事のメインでした。
通常新設時は配線が壁の内側を通り壁面にコンセントプレートが付きますが、今回はバックルーム内での増設だったので、露出の配線でも問題ないと思いモールでの配線を提案させていただきました。
ボードやクロスの補修もなくムダなコストを抑えます。
内装仕上材の撤去・下地処理
続いて、既存の内装仕上げ材の撤去及び下地処理の工程になります。
既存の壁クロス撤去作業時に、上記写真の様な横方向の白い見切材をいれてきます。
下のラインはこの後の工程に必要なものになりますが、上のラインはある防止策になります。
上のラインの高さはクロス下地の石こうボードのジョイントになります。
将来高い確率で割れる箇所です。先に見切材を入れることにより、クロスが裂けるのを未然に防ぎます。
既存、床材の撤去作業はどの現場も非常にタフな作業になります。
予算や工期への問題で、既存の床材の上から新しい床材を貼る場合もありますが、その場合は、既存の床材がしっかり下地に接着しているか、また一枚分約3mm程床が上がっても納まりが悪くないかの確認が必要です。
壁(クロス)・床(フロアタイル)
壁のクロスを貼り終えて、床を貼っていきます。
今回、お客様が選定された材料はリアルな木目柄のプリントタイルです。
ナチュラルトーン対象品で、天然の木の柄感をリアルに再現している物になります。
フロント部のガラスには、午前中の日射軽減や目隠し目的の為のガラスフィルムを施工しました。
最後に店舗の印象を大きく変える、大きな窓にロールスクリーンを設置し工事完了となりました。
店舗内装改修工事(リフォーム)ビフォー・アフター
Before
▼
After